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コーチングは自己変革や自己実現のためにあるのではない

今日は、コーチングについて再確認をしようと思います。

まず、前提としてコーチングは変わるためにあるわけではないということです。コーチングは自由意思を獲得するツールです。


自由意思というのは、ここではありのままで未来のゴールを達成するために、自分で自分の道を決めていくという感じで理解してくれたらと思います。
コーチングを受けるというのは、この自由意思を獲得するための土台作りという
ことでもあります。


その中でコーチの意味とは何でしょうか。


コーチとは、簡単にいえば、クライアントのスコトマを外し、真のゴールを見つけるお手伝いをする人のことです。


お分かりのように、どこにも自己変革や自己実現をさせるとはいっていませんよね。ただ、コーチングを受けている過程で新たなゴールが見つかる人もいて、それによって身の回りが大きく変わることが起きたり、これまでにありえなかったことが起きたりすることはあります。コーチングを受けて時間がたったのちにゴールが見つかる人もいます。


ちなみに、コーチング期間中に付随的効果として何らかの大きな変化が起きる方が出てくるのは、割と早い段階でブリーフシステムが書き換わったり、抽象度が上がったりしたからです。


この部分に焦点を当てて見てみると、自己変革や自己実現が起きているといえるかもしれませんが、これにも個人差は出てきます。
そうだとすると、すぐに結果が出ないかもしれないのに、コーチングを受ける意味なんてあるの?という疑問が出て来ると思います。


コーチングを受ける大きな意味は、コーチの圧倒的なエフィカシーに触れることにあると思います。
エフィカシーは情報として人に伝染します。
エフィカシーが高まると、コンフォート・ゾーンは広がります。


抽象度が上がり、エフィカシーが上がり、コンフォート・ゾーンが広がっていく先に、あるときふわっと真のゴールを見えてきます。


この状況を自分で体感するには、ハイエフィカシーな人とどれだけ場の共有をするかということが大事でもあるのです。